

名前 |
: |
矢沢みつみ |
ニック ネーム |
: |
みっつん |
生年月日 |
: |
11月4日 |
身長 |
: |
163cm? |
血液型 |
: |
A型 |
趣味 |
: |
おとりよせ, スキー |
好きな 食べ物 |
: |
あんみつ きなこあげぱん |
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第24回全日本MTB選手権大会 |
レース名 |
第24回全日本MTB選手権大会 |
開催日 |
2011年7月17日 |
開催地 |
長野県 富士見パノラマリゾート |
天候 |
晴れ |
使用機材 |
バイク |
niner |
Air9 Carbon |
ホイール |
NoTubes |
ZTR CREST 29er |
タイヤ |
Stan's NoTubes |
Raven 29 |
ペダル |
TIME |
ATAC XS CARBON |
ヘルメット |
MET |
SINE THESIS |
アイウエアー |
adidas |
evil eye |
ウェア |
WAVE ONE |
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結果 |
3位 |
リザルト |
1位 |
片山 梨絵 |
1:21:59.92 |
2位 |
中込 由香里 |
1:23:59.67 |
3位 |
矢沢 みつみ |
1:25:20.15 |
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今シーズン初めてのレース出場。
しかも、それが、1年に一度の一発勝負の全日本選手権。
今まで全日本選手権に出場した回数は8回?9回?
年がたつにつれ、全日本への思いも強くなり、勝ちたいという思いもどんどん強くなっていった。
出場するかしないか、いや、できないか、1ヶ月前まで迷っていた。
昨年までの自分自身とは違ったスタンスで臨んだ、今年の全日本選手権だった。
“勝つために走る”から“楽しんで走る”へ。
コースはほぼ変更はないが、リフト下がきつい上りになっている。
今シーズンレースに出ていないため、ゼッケンナンバーは「14」。
これまた、とても新鮮だった。
選手たちが次々とコールされ、私がコールされたのは後ろから3番目???
3列目にスタンバイする。
前に並ぶ選手たち。
普通なら最前列に並んでいるだろう自分が、後ろから選手たちを見ている形。
なんだか、緊張とかそういう気持ちはなく、これから始まるレースにワクワクしている気持ちのみ。
後ろからのスタートは、スローな感じだった。
号砲と共に一瞬先に飛び出す選手を見ながら、わずかに遅れてペダルを踏む。
スローなスタートが自分の気持ちを冷静にさせてくれ、周りを見ながら空いているラインをさがした。
一番左・・・
左から真ん中へ。
自分のペースで前に出て行く。
不思議な感じ。
今までに比べて、スタートのペースが遅く感じた。
片山選手のすぐ後ろを走り、一度は無理なく前に出た。
シングルに入る手前、ペースを上げてトップで入ろうとする選手が隣を抜けていった。
当然、片山選手。
彼女の後ろでシングルに入った。
緊張はしていないつもりだったが、シングルの下りに入り、どうにもこうにもバランスが悪すぎる。
下り初めてすぐにふらついて転倒してしまった。
あちゃ〜・・・・と、すぐに立て直し、その間にかわされてしまった中込選手の後を続いた。
今年の作戦は、「がむしゃら戦法」。
1週間のライド時間は週末のみの3〜4時間という中での無謀な全日本出場なので、ある力でしか走れない。
それを、全部出し切ってどこまで走れるかが全てだった。
スタートの感じは、めちゃくちゃいい!!
ここから、5周のレースが始まった。
片山選手、中込選手、私、小林選手の順番だっただろうか。
体勢を立て直し、中込選手の後ろを追って走った。
駐車場からの上り頂上で中込選手の前に出ようと試みたが、簡単には出させてくれなかった。
そのまま後ろをついたまま下りへ。
リフト下の上りへと入っていった。
コースが狭くなる前に、前に出られるポイントがあった。
そこで、すかさず前へ。
木々の横に立ち、一番きついところで応援してくれる方々の声。
その日、偶然富士見に来たという、久しぶりに会った大学時代の友人の声援。
たくさんの声に後押しされ、ペダルを踏む足にも気合いが入った。
順位なんて関係なく、ただ、自分自身に与えられたこのときを楽しむこと、それが一番大切なことのように感じられた。
そうはいっても、3番よりは2番の方がいいに決まってる。
2周目は1周目のペースとさほど変わりなく走れたのか。
順位もそのままで走った。
きつい上りで聞こえる太鼓の音。
いつものあの人がたたいてくれてる〜!!
コースのあちこちで響き渡るラッパの音。
コース上を走り回り、背中を押してくれる大きな力に感じた!!
そんなたくさんの声援に包まれ、心地よい苦しさを味わった。
3周目に入り、駐車場からの上りの中盤で中込選手にかわされ、3番に後退してしまった。
ついていこう。
順位変わることなく、3位で3周目を終了。
4周目に入るとき、初めてボトルがとれた。
ジェルは落としたけど・・・
暑い日差しが照りつける中のレースだったので、水分補給は十分にしないとと思っていた。
でも、そこまでもうまくボトルをとることができず、失敗ばかり。
オフィシャルフィードの水を使いながら、どうにか大丈夫だったけど。
4周目、5周目は、前に選手は見えるものの、持久力不足が顕著にでてしまっていた。
気持ち切らすな!!
みっつん笑顔で!!
みっつん楽しんでるかあ〜!!
私の狙うところを分かってくれているのか、そんなうれしい声もたくさんいただけた。
そのまま3位でゴール。
今まで3位でゴールしたことは何度もあった。
2位になったことも何度もあった。
でも、なぜだろう?
今までで一番、すがすがしく、満足感があり、表彰台にのれるということをこんなに幸せに思ったことはなかった。
さんざん迷ったけど、全日本選手権に出て良かった。
今の自分と逃げることなく向き合えて、今できる自分の全てを出し切れて、1秒も無駄にすることなく味わい楽しめた。
今回全日本選手権に出場するにあたり、力をいっぱい貸してくれた大勢の方々。
レース活動ができないかもしれないという私に、自転車を愛する一人として、もっとたくさんの人にその楽しさを広めて!!と、バイクサポートをしてくださった、北海道の「CYCLE GARAGE PAZ」様。
みかんちゃんとは相性バッチリの最高のパートナーです!!
自転車の乗り方のアドバイスをいただき、ポジションだし、メンテナンス全てを快くしていただいた「やまめ工房」様。
力抜いて乗るのが一番だよ〜!と、ゆる〜い気持ちで臨ませてくださり、でも、バイクは最高の状態!!
ありがたかったです。
ブログで、会場で、メールでたくさんの応援のメッセージをくださった方々!!
本当にありがとうございました。
皆様の声は、私にとって大きな力となりました。
これからも、自転車を楽しみ続けていきたいと思います。
ゆる〜く!!
PHOTO BY reiさん ... Thanks!!
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